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誰がってもちろん私がですけども。おんどりゃーっと自分でもびっくりの行動力を発揮する事もあるんですが、基本的に私は結構優柔不断なのでうんうん考えてしまいます。今回は人生に関することなので尚更。なんだかなぁ。
感想メール、地味に返信しはじめてます。遅くて大変申し訳ありません・・・


そういえば赤マルかいました。イーピンのお師匠のためだけに。なんでしょうねあれ。もう血縁者じゃないっていう方が不自然ですよね?!イーピンの視力が悪いからじゃなかったんですね!髪の長い雲雀さんが優しく微笑んでるよおおおおお!!!(爆)


続き小話はかっこいい雲雀さん好きは読んではいけません




それから草壁は10分ほど粘ったが、どれだけ頑張ったところで草壁の力では1センチも雲雀を動かすことはできなかった。強い上司は誇らしいが何故その強さが別方向にいかせないのかは情けないので考えないことにする。へタレのくせに。
仕方ないので実力行使は諦めておとなしく説得を試みることにした。
「そもそも委員長はもっと自信を持ってください。大丈夫です。あの沢田です。そう簡単に人を嫌ったりはしませんよ」
実際、日頃忠誠が間違った方向につっぱしっている獄寺による爆発騒ぎで常に命の危険に晒されたりしているが、それでもあの少年は自分を慕ってくる友人(といえるかは微妙だが)を嫌ってはいないし、むしろ友人として好いている。その論理からいけば初めて会った時うっかり咬み殺してしまったとしても、その後は時折何かしら助けてくれる雲雀を嫌ったりはしないはず。
というかぶっちゃけ並中生は元々、雲雀によるあれこれはぼこぼこにされた恨みを通り越して皆天災だと思って諦めているふしがある。
いいのかそれで並盛中。
雲雀は草壁の慰めを静かにきいていたが、子どものようにぶすっと口をとがらせる。
「・・・・・・嫌わなくても怯えはするだろう」
あの子気が弱いんだから。まあ今は怯えられるどころか呆れられてるだろうけど。
もっとひどい。
草壁は視線をそらしたくなった。反論できない。
だいたい、好きな相手の前ではいいところを見せたいのが男の性だ。それをあれ。まさか雲雀がトンファーを取り落とすほど人に恋する日がくるなんて。一年前までの自分にはとても想像できなかった事態だ。
というか自分が恋愛相談されるなんてこと自体予想外すぎる。彼女なんていたためしもないのに!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
その瞬間草壁はうっかり、それはもうついうっかりと、とんでもなくおそろしいことに気がついた。
あれ?もしかしてオレって委員長以上に恋愛経験なしっ?!
つまりこれは泣いていいところということだろうか。


駄目な男二人を内包しつつ応接室はまわるのである。







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