ひとことやらもしかしたら妄想文やら
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 いまさらホワイトデーネタ。 ホワイトデーといえば父はお返しくれましたが兄はくれませんでした。兄の友人はくれました。(義理あげた)← 「ねぇ雲雀くん、君に紹介したい子がいるんです」 「君の手下その4でもできたのかい?間に合ってるよ」 それが強いのならばたとえこの気に食わない男の紹介であろうと歓迎するが(そして咬み殺す)手下というからにはこの男より弱い。この男の手下というのはきゃんきゃん吠えて耳に煩いのだ。ペットは飼い主に似る。この男の品性が最悪なのだからそれも納得である。 さっさと死ねばいいのに。 雲雀はいつだって心底本気だ。 「残念。クフフ僕の手下ではなく僕がその子の手下予定なですよ」 「……まさか」 ありえない。何がありえないかといえば、この変態を手下として扱う人間がいるというのがありえない。有能だろうとなんだろうと望んでこんな変態を身近に置こうだなんて狂気の沙汰だ。そいつも確実に変態だ。自分とは絶対に相容れない類の人間だ。会った事もないが咬み殺したい。そんな人間が並盛の近くに存在するだなんて鳥肌がたつ。 某少女が泣き出してしまいそうな名誉に関わる酷い誤解をしつつ、やっぱり雲雀は心底本気である。 「とあるマフィアの10代目ボス候補です。おもしろいとおもいませんか?」 (マフィアねぇ……) おもしろいと思わなくもない肩書きではあるが。 「強い?」 「強いですよ。僕よりもね」 「赤ん坊は?」 「さすがに彼よりは下ですけどね。そう、彼女は彼の教え子なんですよ」 「赤ん坊の?」 わずかに驚く。雲雀は時折やってくる赤ん坊の姿をした人間がそれは大層お気に入りだ。あんなに強い人間は見たことがない。この変態植物の知り合いというなら嫌悪が先にたつが、赤ん坊の教え子というなら話は別である。俄然興味がわいた。 相手もそれを感じ取ったのか、にっこり笑いなおすと雲雀の気がかわらないうちにとどんどんその先へ進んでいく。 「そこで君に紹介したいんですよ。彼女の継ぐはずのマフィアはイタリアでも1、2を誇る。それだけの規模のボスです。それはもう毎日スリリングで危険で笑える人生がまっています」 それはそうだろう。群れはいらないが、雲雀としてはぜひそんな日常をおくりたい。 「おまけに彼女は実に楽しいですよ。つっこみなんて天下一品、平凡なくせに平凡ではないおかしな人間です。この場に連れてこれなかったのが残念だ」 「―――女子?」 そういえば先程からこの男は『彼女』とその人物を呼んでいた。 「――――そんなマフィアのボスの恋人の座、欲しくありませんか?」 もれなく危険な日常がついてくる。 おまけはかなり心引かれた。恋人だのなんだのそういう面に興味がない身からすれば、それはそれでおもしろそうだと思う。赤ん坊が関わっているというなら、恋人の座云々はおいておいても面識をもつのは悪くない。 確かにそう思った。口にも出すつもりだった。なのにそれは全て音となって発せられない。胸のあたりにはわだかまり。何かが、もやもやと明確な答えを遮っていた。 何故か一瞬、紅い顔をして小さな包みを手渡してきた少女の顔が蘇る。ぼんやりしていて、見るたびにあわてふためいて、時折はにかむように笑う。 「欲しくない」 気づいた時には言葉が勝手に口をついてでた。自分の台詞に自分で驚く。ただ後悔はない。興味はやはりひかれるが、勿体無いとは思わなかった。 (……変なの) ここであの草食動物がでてくるわけがわからない。 ・・・今更ホワイトデーネタでしかも続いてしまいまし、た・・・(爆) ムックはツナが好きな人いるのはすでに知ってます。でもうまくいかない、もしくはうまくいってもマフィア云々が知られてなおっていうのは難しいだろうなぁと現実的な結論をだしてるだけです(ひどい)ひどいですが愛はちゃんとあります。 PR ![]() ![]() |
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