ひとことやらもしかしたら妄想文やら
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自分で祝うのもどうかと思いますけど。
頑張った。よく私が完結させきれたもんだ。オフ本以外で長編は終ったことなかったのに(爆)しかしせっかくの終わりなのに盛り上がりにかけててごめんなさい。土下座してわびます。今の内に。 五月のイベントめちゃくちゃいきたい・・・くそう・・・就活め・・・ 「君が僕を苦手なのは知ってる」 違う。苦手なんじゃない。怖いのだ。この人の言動全てが自分の感情を左右しすぎておそろしいのだ。 だから、自嘲だなんて、そんな顔をしないでほしい。 「君が最近避け始めたのにも心当たりはあるけどね。でも、それだけは受け入れてあげられない。待ってあげることはできても、二度とあんなことはごめんだ」 あんなこと? ツナヨシにはわからない。彼に何があったのか、気になって仕方がない。彼のことならなんだって。待つとは一体なんのことだ。彼は何を待っていたのだろう。どうして待っていた。 (オレのため……?) 自分の雲になったのだと言った。ならまさか、彼は最初から全て気づいていたというのか。気づいていたのなら、自分がジョットではないと知っていたのだとしたら。 彼が自分に向けてくれた感情は、ほんとにぜんぶぜんぶ。 身体が熱くて溶けてしまいそうになる。湧き上がる期待がおさえられない。どんなにそんなことありえないと思っても勝手に、彼を欲しがる心は期待した未来を望んでしまう。 絶対に君の名前を呼んで言おうと思っていた。彼はそう呟く。 「僕は『つなよし』を愛しているよ」 ―――――だから、『君自身』が僕を好きになって ジョットでもボンゴレのためでもなく。君自身の意思で。その間いくらでも待ってあげるから。 優しかった。君の全てを貰おうと傲慢にも宣言してみせた男だというのに、その声は、本当に、優しくて。 「……き……」 「……?」 いつの間にか喉がからからだった。無理に言葉をだそうとするたびに痛む。ひゅうひゅう喉をならす自分に、彼はいいよ、と首元に手を当てる。 首を振った。従えなかった。いい。つぶれてしまってもいいのだ。今、言えるのなら。しゃくりあげている内臓を押さえつけて、痛みなんて気にする価値もなく。 「すきです」 彼が目を見張ったのがわかった。 「好きです好き好き好き好き好き大好きもうわけわかんないよ絶対こんなのおかしいのに絶対夢なのにこんなことあるはずないのにオレおかしくなっちゃってるんだってわかってるのに……」 何を言ってしまっているのだろう。こんなこと口にするはずじゃなかった。墓までもっていくはずの想いだった。 「でも、それでもオレは貴方が好きです……っ!ジョットには隠し事までしちゃうし貴方がジョットばかりみるのも苦しくて苦しくて辛くて仕方なくてなのに全然消えてくれなくて!ずっとずっと好きだった……っ」 これが夢ならいっそそのまま命を絶ってくれ。 そう願ってやまないくらい。 「ジョットにだって負けない。ジョットが本当はどんな風に貴方を想っていたって、貴方をこんなに好きなのは絶対、絶対に、オレだけだっ……!!」 存在意義さえかけて貴方を想う。 ――――愛しています 口にしたはずの音は、降りてきた熱へと消えた。 FIN. PR ![]()
祝!
完結おめでとうございます!
楽しかったです!ツナはネガティブに勘違いですけど、何気に雲雀さんも勘違い(というか鈍感?)してましたよね! 勘違いが悲劇(未遂)を生み、元凶が好転させた、的なお話ですよね?(笑) ジョットォ!初代様! 何気にすべてをわかってたっぽい保護者様、どう思ってるのか気になります。 ツナパパ(家光さん)と同じ属性(親馬鹿)なのかな、どうですかね。 家光は交際反対派だけど初代様は幸せなら良い派だったら嬉しいです。
無題
鏡の檻完結おめでとうございます!!そしてこのような素敵なお話を書いてくださり、ありがとうございます!!健気な綱吉が可愛らしく、綱吉の存在に初めから気付き綱吉だけを特別扱いしていた雲雀さんに魅せられました。
おめでとうございます。
そしてありがとうございます。こんな素敵な話を完結してくださって。あれ以降書き込みはしておりませんでしたが毎回読ませていただいていました。パソコン使うたびに何度も開きながら待っていました。素敵です。
そしてジョットの性格も素敵です。私も東様のレス同様、幸せなら良い派ならもっとも理想的です。とにかく、すべてにおいて大好きなお話です。ありがとうございました。 ![]() |
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