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ひとことやらもしかしたら妄想文やら
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履歴書かかないとな……あと自己PR文。何かあったっけ……

なんか書くことないので妄想というか語りというか。
よく遊郭ネタってありますがアレを私が書いたらどうなるのか想像(妄想)してみたらツナは最初のお客さんがヒバリさんで他の誰にも買われることなく雲雀さんに見受けされて終わった。意味ない。でもツナは雲雀さん以外にはやらないぜ!(……)
大正ものいいですよね。平安ものもいいですよね。お家のための政略結婚だけどツナは昔から雲雀さん好きだったとかお約束ですよね。もうべったべたの少女漫画で王国パロで両親とも死んじゃって他国からの侵略から国を守るために強国いっそ敵国でもいいけど雲雀さんとこに人質というか縁つくるための感じの政略結婚でもいいですよね。
あとへタレ雲雀さんいいですよね。しかし私復活の前のジャンル(種のアスキラ。活動とかはしてませんでしたけど。読む専門)からずっとへタレ好きを広言しているにも関わらず、何故かいまいちへタレを書いたことがありません。おかしいな。


鏡の檻、あと5回以内で終るといい、な・・・(弱気)






彼から発せられているのは確かに殺気。そして怒り。

嫌な予感があたったことを、知った。

(オレのせいだ……!)
自分がジョットに彼のことを伝えなかったから。ジョットのふりをして、彼を騙してそも想いを受け続けていたから。彼は今こうして『本物』との関係さえ壊れてしまった。
ああ、できることなら、今すぐにでも消えてしまいたい。

あそこに近づいてはならない。

自己防衛本能は、命の危険を知らせる。同じことを感じているのか、周りの野次馬もある一定以上、まるで見えない線でも引かれたかのように近づかない。ここにいてさえ、気を抜けば巻き込まれそうだった。息をつめて恐ろしいレベルの争いを見守っている。
張本人達はそんな周囲に気づいていないのか、それとも気にする余裕もないのか、意識を向けることもなくひたすらお互いを見つめている。時折間をとって離れることもあるけれど、その間も彼らは相手の動きに全神経を集中させている。こうして地続きであるのに、彼らだけが別の世界にいるかのよう。
アッロドーラは当然だが、ジョットでさえ、自分がきたことに気づいていない。
憎々しげ、というよりは苛立たしげなアッロドーラの相貌を見つめる。彼の意識は全て、目の前の獲物だけに注がれている。

胸に湧き上がってきたものは、罪悪感とは別の感情だった。

(いやだ……)

はっと、口に出したわけでもないのに、掌が口元を抑える。
ぽつりと浮んだ言葉は、自分でも信じられない。何を、馬鹿な。
でも、だって。あの人が。
唇が勝手に動いた。

「―――――――ラ」

この喧騒の中では、自分でもうまく聞き取れない。喉が渇いていた。

―――オレを。

「アッロドーラ」

今度は先程よりも少しだけ大きく。しかしそれも、ようやく自らの耳に届く程度。静止して様子をうかがっていた2人が、再び打ち合い始める。声は届かない。


彼は、こちらを見ない。


「アッロドーラ……!」

もはや衝動だった。理性なんて露と消えた。悲鳴のような懇願。
気づいて。
ただ、気づいて欲しくて。罪悪感だとか責任だとか、そんなものさえ消えて、それだけに意識が支配される。
そう、ジョットではなく、ボンゴレの主でもなく。

―――オレを、見て。





「ヒバリ………………ッ!!!」





喉をついてでた名はかけがえのない至宝だった。

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