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試験は勉強したのが何の役にもたたない類のものでした。全然ジャンル違うし・・・!!すごく損をした気分だ・・・
帰りに一緒に試験受けにいった知人とごはん食べました。なんでファミレスというのは家でも食べられるとわかっているのにハンバーグとかオムライスを食べたくなるんだろう・・・いや味は全然違いますけどね。どうせなら普段食べられないもの食べればいいのにと自分でも思ったり思わなかったり。
ハンバーグはヒバツナだから仕方ないですけど。

そういえば結構前の質問なんですが(すいませんすいませんすいません)いまのところ通販予定はありません。申し訳ありません。白状すると通販できる本もないんです(爆)

ほんし。
雲雀さんは?(他にいう事はないのか)
ツナの動物がまだわかりませんね。空飛んでかめは○波まで撃っちゃうんだからバイクのバランスとるのなんて楽勝だよね!かわいいなぁ!
そして無免許運転はヒバリさんだけじゃなかった模様。マフィアって・・・いやヒバリさんがほんとに無免許かはわかりませんけども。

ちなみに今日の鏡の檻はとっても長いわけじゃありませんがかかった時間は今までで一番です。終わりが近づくにつれ書きにくい・・・!多分明日で終る!(宣言してみる)


以下私信
私も大好きだよ九条さん・・・・!!(突然なんだ)
え、ていうか鏡の檻読んでたの気に入ってたのごめん正直意外だった!(爆)
でも嬉しい(てれてれ←きもい
ところでやつって誰ですかまさかだんちょ(あだ名)じゃあるまいなだんちょだったらどうしようだんちょ私が書いたの読んだことあるのっ?!(がたがた







―――まったく、可愛い妹をスペアだなどとふざけてるじゃないか

―――よしお前には私が名前をつけてやる

―――ツナヨシ。おもしろい響きだろう。私が好きな国にある名前なんだ

―――知っているか?『家族』というものは血の繋がりだけで決まるわけじゃない

あるいはその時、本当は彼は悲しかったのかもしれない。あくまでそれは切なさのこもった願望だったのかもしれない。

だが、そうして彼は自らの望むファミリーを得た。




自分はジョットを守るための代用品だった。
その為に育てられた。その為に生きてきた。そうでないとどうしていいかわからなくなった。
あそこから出て初めて、ジョットに全てをもらった。名前も、自由も。
生まれてから今まで、『自分』という存在は彼によりかかって、依存して保ってきたのだ。
彼は兄であり父であり母だった。
彼の役に立ちたくて恩返しがしたくて、できることがこれだけだったから散々の反対を押し切ってまでこの役目をもらった。本名で呼ばれる道を選ばなかった。それなのに。

(つなよし、って……)

彼はきっと名を呼ぶだけで人を支配できる。呼吸さえうまくいかないのだ。抱きしめられて、名を呼んでもらえて。
――――ああ、いっそ今なら幸せに死ねるのに。
たったこれだけの短い単語がどうしてこんなにも心を揺さぶる。ただ彼に口にされただけでなんて、なんて愛おしく思えるのだろう。
歓喜で頭が痺れた。彼に呼んでもらえる名があることが、涙がとまらないぐらい幸せだと思った。『ジョット』ではない名前を、他人のものではない音を、自分ただ一人をさすそれをくれた彼に心の底から感謝した。

本当はずっと呼んで欲しかった。まさかその名を呼んでもらえる日がくるとは思わなかった。

言葉も出ずに、目の前の漆黒の瞳をひたすら見つめる。頬に触れたままの熱は熱病の感染源のようだった。彼への想いだけで思考がいっぱいになる。

好きだ好きだ好き好き好きすきすきすき―――――――――大好き。

叫びたい。我慢できないぐらいにいっぱいいっぱいになって、指先が勝手に彼の服を握りこむ。

「―――――やっと見つけた」

その姿で会うのは初めてだね。これはこれで似合わないけど、いつもよりはずっといい。
まるで今の自分を褒められたような台詞に、こんな状況だというのに胸が高鳴る。自分はおかしくなってしまったのだ。自分が、こんな、女の子みたいに。
(駄目だ。駄目なんだってば……!)
「いつも、って……オレは、あなたとお会いしたのは、はじめて、で……」
「くどい。それともその頭は月に一度は会う僕の顔を覚えていられないとでもいうの?」
「っ……!」
彼は確信を持っている。ジョットはすべてを話してしまったのだろうか。では何故彼の声は優しい。何故こうして抱きしめてもらえるのだ。
わけがわからない。何故、何故、なぜ。


「おれ、は……ジョットじゃな……」


今の自分は『ジョット』ではないのに。貴方が勘違いするような、代わりにしてくれる存在じゃないのに。貴方が愛した『彼』じゃない、のに。
それがわかっていて何故そんなことを言うの。
優しかった表情が冷えた。怒り。無表情でも、その瞳は強い力がある。

「――――君はどうしても僕にあの男のためにいてほしいみたいだけど、あいにく僕はそこまで優しくない。僕は僕の大事なものしか守らない」


だっておかしいじゃないか。こんな、こんな。


「僕は君の雲になると言ったんだ。ツナヨシ」


こんなことありえるはずがないじゃないか。




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