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まさか第二皇子にギアスとは思ってなかった。正直跪いて命令をとか言ってたのがあまりにうさんくさくて気持ち悪いと思っ(黙れ)
一番の見所はやっぱりスザルル。19秒と0.4秒。ルルが一人で出てったのでいきなり「スザク!」とか叫んだときはしかも返事したときはえ?いつの間についてきてたの?しかも貴方確認してないよね?とか本気で思いました。この2人の信頼関係ってすごいです。どこかの種の主人公2人のようです。名前呼び合うだけで何もかもが通じる。2人で組んでできないことは何もないんですね。スザルル萌え。その後もしっかりルルを守りまくっているスザク萌え。騎士皇帝萌え。
やってることは間違ってますけど。まあ敵側(シュナ)もどっちもどっちですけど。もう少しまともなトップを選ぼうよ・・・戦争が終ったらまだ常識人のカグヤとか天子様を代表にすべきだよ。天子様大好きです。すっごく可愛い。シンクーは最後まで天子様一直線で最高だと思います。二人は結婚すればいいと思います(真顔)
特派は永遠の家族です。ペットはアーサーです。
少し厳しいですが正直ナナリーはフレイヤのボタンを押してしまった時点でルルを止める権利はないと思います。ルル一人止める為に何万人を犠牲にするんですか。ナナリーならもっといくらでも方法があっただろうに。それこそルルだけを対象にできる方法とか。その手段を選んだ時点でルルと変わりない。
いや、ラスボスにするために日の出さんが頑張ってることはわかりますけど。
一体最後どうなるんだ・・・。さっぱり予想がつきません。


続きパロ。ちょっと長め。





「ま、今回は練習だし、これで要領もわかったことだし、次は大物を狙おうぜ!」
ばん、と背中を叩かれて激励される。
「そうですね」
苦笑して、もっと強い妖魔がいそうな場所を探す。怖くはあったけれど、必要だったから。それに、怖いというなら雲雀の方がずっと強かったし、怖かった。妖魔より普通(・・・たぶん)の人間の方が怖いなんて、変な話ではあるけれど。
ディーノから少し離れて、大きな岩陰などを探す。なんとなく、隠れる場所があるところのほうがいる気がした。
岩の間に、大きなくぼみがあるのを発見して、よくよく見れば、岩同士のつらなりからできた穴のようなものがあった。
近づいてみようと一歩踏み出した瞬間、身体が凍りついた。
かたかたと震えだす。
(駄目だだめだだめだあそこは――――・・・・!!!)

『景麒!』

獄寺の鋭い忠告。言われなくてもわかっていた。背筋を貫く悪寒。本能が伝える危険。
ブオン、と空気を切り裂いて、何かが影から鋭い牙を向けてくる。牙、というよりは、やどかりの脚のような形をしたそれ。その先端は岩でさえ串刺しにしそうな鋭さ。身がすくんで動けない綱吉を、ぎりぎりのところで獄寺が突き飛ばす。
綱吉がしりもちをついたと同時に、自らの女怪が岩に叩きつけられる音を聞いた。
脚は形を変え、先端で枝分かれして更に針の球のようなものがいくつかできる。呑気にもハリネズミみたいだ、ていうか効率悪くない?なんて連想してしまったが、この事実はそんな呑気にしていられるものではない。
転変。姿を変える妖魔は、それだけの力を持つという。あった瞬間逃げろと、ディーノに口をすっぱくして忠告されていた。
体制を立て直して綱吉に近づこうとする獄寺は、枝分かれしたとげとげに阻まれて近づくことができない。だがあしらっている風なあたり、敵の目的は間違いなく綱吉なのだ。
妖魔は食べた麒麟の力を得る。
本能が警鐘をがんがんならして、無我夢中で。逃げなければ。それだけだった。


「ツナ!」


騒ぎに気づいたのか、少し離れていたディーノの叫びが聞こえる。
ひどくそれが遠くて。
次に気が付いた時、綱吉はコンクリートでできた地面に立っていたのだ。




数十分もの間呆然と立ち尽くし、ようやく思考しはじめた脳内の検索に、ひとつの単語が思い浮かぶ。
鳴蝕。
麒麟が起こす故意による蝕。あの世界と、蓬莱とを行き来する力。妖魔から逃れようと無意識に別世界へと逃れようとした結果。

では、ここは。

(地球・・・)
かえって、きてしまったのか。
がくりと力が抜けてへたりこんだ。だがそんな身体とは裏腹に、心は正直だった。ここが蓬莱であるとわかった瞬間に、あの人の気配を探していたのだから。
すぐに、わかる。
(恭弥さんが、いる・・・)

――お前の『雲雀恭弥』が、王である可能性がある

まさか、そんな都合のいい事がある訳ない。
でも、雲雀はここにいる。会いに、いける。会いに、いきたい。

――会ってしまったらどうなるのかわかっているのか

一度雲雀に会ってしまったら、もう歯止めが聞かなくなる。何度だって会いにきてしまう。そしていつか、雲雀に望まれれば――望まれなくなって、ここから動けなくなる。
自分には慶の民がまっているのに。
王となるであろう人が、いるはずなのに。
それさえも投げ出して、雲雀の傍から離れられなくなる。それがわかっているから、ディーノの言葉に揺さぶられながらも、我慢してきた。駄目なんだ。
そう思えば思う程、身体が、心が、綱吉の存在すべてが雲雀を求める。
苦しい。目じりが勝手に潤み始めて、瞼の裏が熱い。
「ホウライ!ホウライ!」
バサバサと羽ばたき、捕らえたばかりの指令が、楽しそうにくり返すと、広い空へ飛び立つ。本物の鳥のように。
「あっ・・・・・・」
衝動的に手を伸ばしたが軽くすりぬけて、届かなかった。高く舞い上がると、視界からどんどん遠ざかっていく。
「え、ちょっ・・・」
まずい。さすがに指令に下しているのだから人に危害を加えたりしないだろうが(そもそも加えられるのかも謎だが)まがりにも妖魔を野放しにはできない。自分の指令さえろくに制御できないなんて、情けなすぎて先程とは別の意味で涙がでそうだ。
『景麒、オレが』
「いいよ、獄寺くんじゃ目立っちゃうし」
小鳥の姿をした指令――いいやこの際小鳥で――はともかく、獄寺は明らかに異形である。蓬莱で姿を表すのはまずい。
「なんだかもう、ふんだりけったりだなぁ・・・」
それでも、沈んだままでいるよりは、やることができて少しだけ気分も浮上する。立ち上がると、綱吉は小鳥を追うために走りだした。




いい加減気づけ。(何度も言うけど書いてるのお前

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