ガッ○ュのＷパロ

うん･･････妄想だけは広がるんですけどね･･････
拍手たくさんいただいてて本当申し訳ないです。




魔物同士ver


「王ね･･････そんなものに興味はないけど」
「じゃあ何でこんな積極的に世界中周ってるんだよ」
「王には興味はないけど、王を決める為の戦いなら興味があるし」
「･･････あ、そう」
金髪の青年はとんでもないのを拾ってしまったなぁと頭をかく。
どうにもこの相棒は喧嘩っぱやくていけない。だが。
（それだけじゃない気がするんだけどなぁ･･････）
声にこそださないものの（なにせ何が逆鱗なのかわからない）
その考えはあっている気がした。
ただ戦いを楽しんでいるならば―――
（こんなに、焦る必要はないだろ･･････？）
争いを心から楽しんでいるくせに、その顔から焦りが消えたことはない。
王になりたいわけでもなく敵に怯えているわけでもなく、ならば何故。




「お前、よくそれで１００人の候補の中に選ばれたな」
「･･････」
「確かに勘はいいみてーだが」
だからこそ、リボーンに会うまで生き残った。
しかし、弱虫臆病貧弱。喧嘩も嫌い。
そしてあまりにも優しすぎて
あまりにも争いごとにむいていない。
それなのに、未だ自ら本を焼く事もしないのは何故か。
「･･････きて、くれるから」
「･･････？」
こんな争いの中で、まわりは全て敵で。
自分を助ける理由なんてまったくなくて。自分は彼の嫌う弱い生き物で。
でもやっぱり。
「信じてるんだよリボーン」
待っている。きっと、この戦いがどれだけ辛いものであろうと最後まで生き残るはずの貴方を。

だから、それまでは。

最初から生き残る事を諦めてしまったら、待っている権利さえなくなってしまう。






―――ねえ、君に会いたい。







ごめんなさいごめんなさいごめんなさい（大汗）