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ひとことやらもしかしたら妄想文やら
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今の学校入ったことを最近本気で後悔し始めていたり。
授業8割がたおもしろくない・・・興味ない・・・
興味のある内容は低学年で終っちゃったんですよね・・・
英語しかも苦手なのに・・・

今日は朝から小テストまみれでした。
レポートがあるのにそっちのが先なのにうっかりプログラミングの課題を先にやってしまう罠。だ、だって楽しいんだ開発・・・!

つづき。


「痛む?」
「……」
返事をする気力もないのか、被った服の隙間から見える瞳が、無言で力なく見つめてくる。それが返事だった。
(思ったより熱が高い……)
抱えてみて感じる熱は先ほど触れたときの感覚よりも高い。あきらかに発熱している。ぼんやりしているのはそのせいもあるのだろう。かなり重症そうだった。
すれ違うたび驚愕にそまる周囲を無視して応接室まで辿り着いて、両手が塞がっていることに気づいて考えはじめるより早く、誰かが内側から戸を開ける。
「委員長」
「草壁か」
いつもの定時報告だろう。留守だったので後にしようと思ったのか退出しようとしていた巨体。その横をすり抜けて室内へと入る。
「委員ちょ―――……」
草壁はタイミングよくの帰還に驚いたようだが、すぐにその腕の存在に気づく。固まったのは一瞬で、その思考回路はすぐに唯一の結論を導きだした。
「――……沢田ですか?」
草壁の主が大事そうに抱えてくる人間なんて他にいるわけがない。
「うん。丁度いい、君、2-Aに行って笹川京子呼んできて」
「笹川?」
「妹の方さ。早くしなよ」
「……はい」
何故兄でさえなくよりにもよって妹。草壁には理解できなかったが主の命令に従わないわけにもいかない。
一礼してすぐに去っていく背に雲雀はもう関心をはらわず、ゆっくりとソファに綱吉の身体を横たえる。どんなに気をつけても移動はやはり貧血を起こした身体は少なからず気持ち悪かったのか、横になると少し楽そうにふっと息をはく。
「あいにくここにはベッドはないよ。できれば保健室の方がいいと思うけど」
「…だって、しゃまるはさわってくるからいやだ…」
うん。殺そうあの保険医。
やはり以前感じた殺意は正しかった。今度こそとどめをさしておかなければ。
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