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ひとことやらもしかしたら妄想文やら
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この連休まったくと言っていいほど勉強してません。人生やり直してくるといいよ。
ギ○スがうわあな展開です。お願いだからこれ以上スザクを嫌なやつにしないでというかナナリーだけは裏切らせないでーーー!!
ああ、誰かと語りあいたい。。。。

続きは外堀。




「とてもそうは見えない顔してるけど」
「……」
それはそうだ。雲雀の視線がいたたまれなくて、目線をそらせばにこにこと見つめている母親が目に入る。それが悔しくて。

ぎゅう、と雲雀の腕に抱きついた。

「……」
呆気にとられたのは雲雀だ。無言で離すまいと縋りついてくる小さな身体に、目を瞠る。
「綱吉?」
綱吉はむすりとしたまま答えない。ますます縋りつく力を強くしただけだ。
どういう状況なのだろう。
「……」
「……」
(……可愛い)
正直に言ってしまえば可愛い。まがりにも好きな相手に抱きつかれているのだから、雲雀とて嬉しい。よくわからないが良い展開だと思う。だが。
(理性を試されてるのかな……)
そんなものないに近いのだが。雲雀は元々やりたいことは全てやる派だ。
なので。

ぎゅう。

とりあえず抱きしめ返してみる事にした。
「ええっ!?」
すると予想外だったのか今度は綱吉がうろたえ始める。真っ赤になった顔を可愛いと思う自分は相当おかしいのだろう。
「奈々、お茶は今度ね」
綱吉を抱きしめながら、雲雀はくすくすと笑う。
「構ってほしいみたいだから」
「ぎゃーーー!!」
まさに図星を指されて我に返った綱吉は絶叫だ。
(何やってんだオレーーーー!!!!)
抱きついた挙句なにこの状況!!
恥かしすぎて死にそうだ。いくら母親に雲雀をとられるのが嫌だからって。
いや、お茶を断わって綱吉の相手をしてくれるのならばそれはそれでやっぱり嬉しいけれどそれを悲しむ雲雀は見たくないなぁというジレンマ。
抱き込まれた状態のままおずおずと雲雀を見上げて、残念そうな顔してるんだろうなぁと思ってみれば、目に入ったのは非常に満足気で上機嫌な雲雀の表情。


……ん?


君の部屋行く?
雲雀の言葉に頷きつつそうして少女は今日も謎を深める。





・・・ばかっぷるでいいんじゃないかな。



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