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ひとことやらもしかしたら妄想文やら
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おかげでクーラーフル稼働。しかしエコ的にも経済的にもよろしくないので少しはがまん。
インターン先は雰囲気よかった。でも何かとんでもないことやらかさないか自分が不安だ・・・。
もうすぐ8月ですね。嫌ですね。何故ならテストだから。
またレスがとんでもないことになっている・・・あー・・・
本当すいません。
一番お世話になったバイト先の先輩が9月で辞めてしまわれるそうでいなくなったら大変だなぁと気持ち重い。あの人ほど仕事する店員を見たことがないよ。いつの間にかほとんどの仕事が片付いていたりするんだよ・・・。
ヒバツナ本が欲しい(もってるだろうがよ)


続きはまた外堀にもどる。(あれ




「ただいま~」
「ああ母さんおかえ、り……」
たまたま飲み物を取りに台所へ降りてきていたら、買い物へでかけた母が帰ってきた。いつものにこにこ笑顔。手には買い物袋。
それはいい。別にいい。
「やあ」
なんでいるんですか恭弥さん。
漆黒をまとわせた幼馴染が、当然のように並んでいたので、綱吉は内心つっこんだ。
「買い物しすぎてもてなくて困ってたら恭ちゃんに会ってね。ここまで送ってくれたの。本当にありがとう」
「いいよ別に」
雲雀の手には確かに奈々と同じく買い物袋。雲雀に買い物袋。なんというミスマッチな光景だ。だが綱吉が気になったのはそんなことではない。

(何この新婚夫婦みたいな構図・・・・・・!!)

ががーんと致命傷を食らわせられる。え、何これ。
仲良く夫婦でお買い物。奥さんの荷物を持ってあげる夫。
元々奈々は相当の童顔で、綱吉の姉だと言っても通用するし、大して雲雀は年齢のわりに大人っぽい。(性格はともかく見た目は)おまけに普段は見られない穏やかな表情。仲よさげな空気。どこからどう見ても新婚夫婦。
綱吉の視点はかなり偏りまくっている。
「恭ちゃん、お茶でも飲んでいかない?久しぶりにお話もしたいし」
「恭弥さんはオレの!」
ほわほわした笑顔で誘う母親にうっかり叫びそうなのを喉元でこらえる。
あいにくそんなこと叫べる身分ではない。綱吉が一方的に雲雀を好きなだけなのだ。雲雀が綱吉のものだなんて片腹痛い。
むしろ雲雀は綱吉の母との方が余程仲がいいのではないかと時々思う。
(恭弥さんオレの荷物を持ってくれたことなんかないくせに・・・!)
そもそもそんな状況に陥った事もないのだが、そこらへんはスルーだ。
雲雀はもしかして奈々のような女性が好みなのだろうか。まさかとは思うが奈々のことが―――
(いやだそんなの)
いやだがしかし、もしそうなら奈々とそっくりだと言われる綱吉も少しは可能性が―――やっぱり嫌だ。
そんな具合に綱吉の頭の中は母親に雲雀をとられることでいっぱいだった。ちなみに父親の存在は記憶の彼方だ。そもそも家にいない期間の方がずっと長いし、蒸発しているし、正直にいってしまうと随分前から綱吉の中で父親は死んだものとして扱われている。本人は自業自得ではあるものの泣くしかない。
「……綱吉?」
どこまでもネガティブな想像に今にも泣き出しそうな綱吉に反応したのはもちろん雲雀である。
こころなしか青ざめている綱吉の頬へ手をあてると、軽く上を向かせる。
「どうかしたの」
「……なんでもないです」


・・・・・・。
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