何故学生会は忙しい時期に限ってイベントをするんだ

うちの学生会は何故かやたら活動的でイベントやらボランティア活動やらを主催します。彼らは一体どうやって生活しているんだろうと思う忙しさ。特に会長。ただしその時期が大抵忙しい時期と被っているのでそれはそれでどうなんだと思わなくもありません。

体力が欲しいなぁ・・・

続きは昨日の話の続きです。

奈々はそれはもううきうきと花をとびかわせて喜んでいる。自然と雲雀も表情が柔らかくなる。
「きちんとした挨拶はそのうちね」
「ええ！孫の顔を見るのが楽しみね～」
「……そうだね、場合によってはそっちの方が先かも」
「あらあらあら」
既成事実をたてに綱吉を手に入れるのならば孫が先であることもありえる。とんでもない会話をなんでもないように交わす２人はある意味大物だった。
「あら、でもそうすると家光さんには連絡できないわね、困ったわ」
次はいつ帰ってくるのかしら。
せっかく娘の恋人（実は違ったりするのだがお互いそうなる気は満々なのでそれはそれでおいておく）が挨拶にきてくれるというのに、いつ帰ってくるのかわからなければ会いようがないではないか。
「なんだ、サワダイエミツ、ってまだ生きてるの」
「ツッくんには内緒ね」
ふふ、といたずらっこのように笑う奈々はとても一児の母には見えない。
「なら、次帰ってきたら報せてよ。先に言っておいた方がよさそうだ」
ちなみに雲雀は奈々以外の承諾は別にあまり気にしなかったりするのだが、しないよりはしたほうがいいだろう。

「もちろんよ」

そうしてサワダイエミツには帰宅と同時に娘を嫁にくださいな運命が待ち受けている。



なにもいうまいよ。