ひとことやらもしかしたら妄想文やら
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 祖母の家までとおつかい。 あと旅行準備しました。あっちとこっちで温度差ひどいんだぜ……今なんて窓開けて半そでなんだぜ……風邪ひかないことを祈るんだぜ…… おつかいついでに化粧品のぞいてきました。種類がありすぎて気が遠くなります。しかも高い。世の中の女性って超えらいんですね……反省した…… そして超私信。ごめんトモさん私帰りの便の時間間違ってたよ!(え ご質問があったので。 無自覚で草壁さんがツナが女の子だって知った話は実は拍手の小話でした。textのログに残っていると思います。そうですよね分かり辛いですよね読んでない人いますよねあれ……(大汗)どっかに書いとくべきでしたすいません。 ほぼ怒鳴るようにジョットの言葉を遮って、我にかえったときには遅かった。驚きに染まった瞳が自分を凝視している。それに後悔して、いたたまれなくなった。 「……ごめん」 「いや。――――おまえが、そう言うのなら」 我侭を静かに受け入れてくれる人にここまで感謝したことはない。 自分が偽者だと知ったら。今まで自分が接してきた相手はほとんどそうだったとしたら。誇り高い彼にとって、それは屈辱だろう。愛した人間ではない相手に、あんなことをしようとしたと知ってしまったら、想い方さえまっすぐなあの人は、気づかなかった自分を責めるかもしれない。何より。 あの瞳に蔑んだ色を見つけてしまったらもう生きてはいけない。 「……お前は、アッロドーラとどうにかなりたいとは思わないのか」 「…………」 思わないはずなんてない。 あの人に触れたい。あの人に触れられたい。あのキスを拒まずにいられる関係になりたい。あの人の本当の名を呼びたい。あの人に本当の名を呼んでほしい。いつだってもっとあの人に会いたい。会いたいと思われたい。 あの人がジョットではなく自分を愛してくれたなら。あの人に想われて、あの優しさを受けるのが『ジョット』ではないのなら、共に歩み共に生き、いずれあの人の血をこの身に宿すことができたなら。 今まで影としてさえ完璧になれない原因だったこの性さえ嬉しく思える。 でもそんなの所詮、夢物語だと知っている。 「むりだよ……」 口元は笑みの形をつくった。だって笑うしかない。 もしあの人が向けてくれる可能性があるとすれば、それは愛ではなく暗く冷たい感情だった。 あの子にまた会えなくなった。 馬鹿の一つ覚えのように毎日通うしかなかった己がひどく滑稽で、それでも再び会えた瞬間の安堵。 またあの男かもしれないと思いながら視線を向けたその先に、甘くやわらかな瞳が待っていたとき、胸を満たしたのは驚愕と、疑惑と、期待と、どうか現実であって欲しいという切なくなりそうなほどの願い。 無事、だった。 ボンゴレ本人の様子からそれはないだろうとわかってはいても、日に日に最悪の想像に辿り着きそうになる思考に、気分は最悪から変化したりしない。このいつ口をきかない存在にされてもおかしくないこの世界で、その想像はあまりにも現実的すぎた。全身から力が抜けたようだった。己ともあろうものが、あの瞬間なら、どんな未熟な暗殺者でも殺せただろう。 PR ![]() ![]() |
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