ひとことやらもしかしたら妄想文やら
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 私は典型的な本番に弱いタイプ。事前に練習しても失敗。でも事前に練習しなかったら悲惨なことになるあれです。君が羨ましいよノグさん・・・ まあこれでインターンシップはひと段落。しかし次は学園祭の準備が・・・あー・・・。 この連休に店長が休みをくれるかが鍵だ。 スーツは見るのは好きですが着るのは暑いので微妙です。 でも今冬コミ熱きてる。(遠いよ)やる気きてる。頑張りたい。 その前につなたん!サイト!あ、その前にアンソロ! そういえば十二国知らない人楽しめてるのかさっぱりなパロ。 「ふざけてるのかい?君は、さっき僕が何を言ったのかも忘れたの」 僕から離れたら殺してやる。 雲雀は本気だ。もう一度奪われて、あんな思いを味わうくらいなら。 毎日毎日が絶望だった。なにをしてもおもしろくない。なにをしていても満たされない。何もできない自分が憎くてもどかしくて苛立たしかった。全てに嫌悪感を感じて、世界を呪いたくなった。 「僕は君に告白した。君はそれに答えた。君にはその責任がある」 辛辣な言葉に返されたのは、いい訳でも反論でもなく。 「だってオレにはもうわかんない・・・!!」 「離れたくないはなれたくないここにいたい恭弥さんにいてほしいまた離れ離れになるなんてそんなの・・・!」 辛くて辛くて。毎日泣いてしまいそうで。 「いやだ麒麟なんて・・・!なりたくなんかないのに、オレはここにいたいのに、なんで!なのにできない、オレの意思とは関係なしに決められてオレがオレじゃないみたいで・・・!」 引き裂かれそうな痛々しさをもってそれは告げられる。 綱吉の心は決まっているのに、本能がそれを否定する。 ねえ。 ねえ。 ―――助けて。 言葉にならない懇願。その場に静寂がおりる。綱吉の嗚咽だけが耳に残る静けさ。雲雀はゆっくりと口を開く。 「――王になるために必要なのは、なに?」 「何、も・・・麒麟が選べばその人が王です。オレがその人に跪いて、誓約し、それを許した瞬間から、その人は王になる」 そう、と呟いた。 「僕を選びなよ、綱吉」 「・・・は」 「僕が君の王になる」 力強く。 「お、う・・・」 「他人なんかに君はわたさない」 それこそ堂々と。何の悪びれも戸惑いも躊躇も尻込みもなく。 「や・・・やだ・・・嫌です!!」 ぶんぶんと首を振る。もちろん綱吉は雲雀と離れたくない。だけど。だけど。 ―――もし、雲雀が王でなかったら。 一緒にいてはいけないと、世界に否定されてしまう絶望は、どれほどのものだろう。ただでさえ雲雀はあちらの人間ではない。雲雀が胎果でそれも慶の生まれである確率など、考えるだけでふざけている。 雲雀が王だったら。 考えなかったなんて嘘でも言えないほど、綱吉はそればっかり考えていた。 雲雀が王だったらずっとずっと一緒だ。誰にはばかることなく傍に居られる。綱吉は雲雀のもの。雲雀に仕え、雲雀と共に生きる。その大義名分ができる。半身と呼ばれる彼の王。 考えるだけで胸をうずかせる想像。 「いやだ・・・こわい」 もしそうじゃなかったら。今すぐ雲雀と別れることになる。その甘い夢想も消えてなくなるのだ。 その可能性があることを、実行する勇気が綱吉にはない。 「綱吉」 「っ・・・!」 静かな声色だった。なのにどこか力強い。 「綱吉」 「できないっ・・・!オレは嫌です離れたくない!」 言い聞かせるように、いや、言い負かせるように。 「綱吉」 「だって、だって・・・!」 決して、荒げられることもなく。 「綱吉」 ぐらぐらと心揺さぶられながらも、ぶんぶん首をふる。 ―――お願い。最後の希望まで奪ってしまわないで。 涙。もう本当に今にもかれてしまいそう。 「やって」 耳を塞ぐ。聞きたくない。 「やって、綱吉」 どくどくと血がめぐる。雲雀の声には力がある。理性とは別の場所で従いたくなるような。 ざわざわと何かが騒ぐ。 そっと雲雀の手が耳を塞ぐ綱吉の手をどけさせる。 「どんなに可能性が低かろうと」 耳元によせられる唇。鼓膜を震わせる声。 「僕以外が君の王であるものか」 (あー・・・) 眩しい。目を細める。ああ、 「跪いて僕を乞え」 さあ選べ。君の一生は僕がもらう。 PR ![]()
無題
こんばんは。
十二国記は麒麟が王を選び、麒麟は血が苦手っていう事前知識しかなかったけど―つまりほとんど知らないっていう―十分!!楽しんで読んでいます♪ 本誌に連動するように、二人が再会しそうなところからはほんとに更新が楽しみでしたよ~ 今週の本誌はマロがっっ!!てまさしく緑水さんと同じこと思ってました!!!マロめっ。。。 ![]() |
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