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いっそ私も休止宣言とかするべきかな・・・でももうすぐつなたんなんですよね。どうにか何かしたい・・・。前オフ本用に書いてたツナたん話をもってこようかな・・・(おい)
なんかすごい無自覚書きたい。そのためにさっさと原稿終らせないと。これから忙しいんだから。

今日は近所の小学校が運動会だったのでその関係でバイト先もお客さん多くて忙しかったです。疲れた。どんだけ体力ないんだ・・・。


さっさと一番書きたいシーンに行きたいパロ。
これかなり書いてるしまとめてのっけられるんじゃないだろうか。。
オフ本とかにするか・・・一度無料配布ってやってみたいんですよね・・・。記念に。






意識が遠のいた。比喩ではなく目の前が白く点滅する。
心臓はすでにやぶれているのかもしれない。煩かった鼓動までもう聞こえない。
「え・・・・?」
「君が好きだよ。こういう意味でね」
今度は触れるだけの軽いキスをされて、綱吉は固まった。しばらくの間感情が抜け落ちた顔で絶句した。熱っぽい視線から逃げるために顔を俯かせて、必死で今の言葉を読み込もうとする。
(う・・・)
じわじわとせりあがってくる感情に、先程から涙腺は壊れている。
「ううー・・・」
ぽろぽろと目じりから流れ落ちるそれに、先程までの陰鬱な感情は含まれていない。そのまま綱吉はわんわんと大泣きした。目の前にある雲雀の胴体にすがりつく。雲雀は微妙な顔をした。
「・・・綱吉、泣くのは勝手だけどね。それより先に返事が欲しいんだけど」
「ひっく・・・おれはっ・・・」
返事だなんてそんなもの初めから。ずっとずっと。こうしてその言葉を聞かされて、今なら死んでもいいと思えるぐらい、歓喜でこうして年甲斐もなく泣き崩れているぐらい。


「オレは、きょうやさんが好きです・・・!!」


俯かせていた顔を上げて、きっと雲雀を睨みつけた。そして、怖いくらい真剣な瞳に向かって、背伸び。
唇同士が触れる柔らかい感触。

「――――こういう意味で」

すとん、と踵を地面につけて、目線を交し合ったまま宣言した。あまりに意外だったのか、雲雀はぱちくりと瞳を瞬かせる。
次の瞬間、ふわりと笑った。

「――うん。愛してるよ。沢田綱吉」

それにはもう言葉を返せるほどの余裕がなくて、綱吉は隠れるように雲雀の胸元に顔をうずめた。




次からは話が進むはず。




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