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ひとことやらもしかしたら妄想文やら
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連日遅くまでやってたせいで眠いです。今すぐベットにはいりたい。でもヒバツナが私をまっている(・・・)
新学期は微妙な時間割に諦めを感じつつ対して違和感もなくすすんでます。あと3ヶ月もしたら就職活動しないとな。
しかも明日は学校へいくことになりました学園祭の打ち合わせのため。往復だけで2時間かかるんだぜ。色々書く気だったのに・・・。
そしてバイトは相変わらず新人が入らず。現代日本は夜型社会のようです負けない。
あ、本はだしますよ冬コミ目標で。
うっかり気を抜くとヒバツナ本を通販で購入しそうになっているので禁欲は難しいですね。それは冬コミのお楽しみといいきかせつつ。食事とかなら余裕なのに。
そういえば12月の終わりってどれくらい寒いんだろう・・・。

最近近所でよく猫が鳴いています。可愛いです。特に意味はありません。


続きパロ。




「つなよ・・・」
その瞳の光はさだまっていない。驚愕と衝撃とに揺れるそれは彼の心境をよくあらわしていた。
まともに名も呼べぬままに雲雀は絶句している。
綱吉が抱きしめている以外の、じれったいほどゆっくりと上げられた腕が、その掌が、確かめるように子どもの頬に触れる。
「・・・!」
触れられた部分がじんわりと熱くなる。心臓は音がきこえそうなほどに働いている。彼に触れられるのは、一体どれぐらいぶりだろう。

どうしようもなく幸せ、なのだと。

たったこれだけで。
今、目の前に本物の雲雀がいる。
会ってはいけないだとかさようならする覚悟なんて、それだけで全てがふっとんだ。
離れたくない。一生だって、この人の近くにいたい。全身が歓喜に打ち震えた。王だとか麒麟だとか何の関係もない。

オレは、この人のもの。

なんて甘美な響きだろう。
だがそんな綱吉以上に、雲雀の反応は過剰だった。綱吉に触れることが叶った瞬間、それさえ信じられないとでもいうように自らの掌を凝視した。
時が止まったような数秒の後、掌へと向かっていた視線が、綱吉の瞳にあわされる。美しい漆黒はただひたすらに懐かしく愛おしい。ただ、冷静さを失った色だけは、どれだけ雲雀にとって影響のある人間なのかがわかって、嬉しいような、辛いような相反する気持ちをあじわう。
きっと心配をかけた。なんだかんだ言っても、いつだって綱吉のことを気にかけていてくれた人だから。あんな別れ方をして、何も感じないはずがない。
(ごめんなさい・・・)
心配をかけたこと、そして心配してくれることに歓喜している罪悪感。くしゃりと顔が歪むと、すう、と目の前の双眸が細められた。
頬の掌はそのままに、再びゆっくりと、今度は鼻先が触れる距離まで、顔が近くによせられる。
吐息がかかる距離。
世界にお互いしかいない距離。

「つなよし・・・?」

今度はきちんとした名を呼ぶ。似つかわしくない、懇願のような意味合いをこめて。かすれそうなその声は、聞いた事のない響きをもっていた。


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