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本日内地にインターンシップへ行っていた九条さんが帰ってきます。
地元では火曜にしか発売されないジャンプが読みたい私は九条さんに内地でジャンプを買って来てもらいましたあっはっはっは!
というわけでとりにいきます。報酬は夏休みに買いためたヒバツナ本です。ごめんなさい九条さん。でもありがとう。反省はしてるけど後悔はしていない(しろよ
雲雀さん楽しみすぎる。


続きじゅうにこくパロ。




「――中日までご無事で」
足元に平伏する人達にそれを告げる度、向けられる絶望が苦しい。
獄寺あたりは気にすることない、あなたには全然ふさわしくないのだからあちらが悪いのだとか言うけれど、自分が人を悲しませていることは、やはり胸が痛む。
「オレには無理だと思うんだけどなぁ……王様みつけるなんて。どうやって見つけるんだって感じだし……」
「ですから王気をたよりに……」
「王気って言ってもなぁ……オレが居場所わかるのなんて恭弥さんぐらいなのに……」
「あの不届き者ッスか」
「不届き者……なんで獄寺君はそんなに恭弥さん嫌いかなぁ……」
今のところ綱吉の唯一の使令、獄寺は綱吉の大好きな雲雀が大嫌いだ。
唯一の接触があんなんだったのだから、気に食わない気持ちは綱吉もわからなくはない。何故なら実際綱吉も気に食わないからだ。最も気に食わない対象は逆だが。
「あなたを自分のもの呼ばわりする下郎です。身の程をわきまえろっつんだ」
む。
棘のある獄寺の言葉はついでに綱吉にも棘をつくりだした。
(身の程ってなんだよ恭弥さんはすっごく強くてかっこよくて誇り高くて綺麗なのに身の程知らずはむしろオレのほうだってのつーか恭弥さん悪く言うなんて許せない!)
「オレ他の使令探そうかな……」
「そんなっ!なにかお気に障るようなこと言いましたか!?」
「別に」
獄寺は本当に綱吉を大事にしてくれるし綱吉至上主義で崇め奉ってるふしがあるが(女仙に聞いた話によるとここまで麒麟一辺倒な女怪も珍しいらしい)やっぱりそれとこれとは別だと雲雀一辺倒な綱吉はここだけは容赦がない。
(やっぱり駄目だよなぁ、オレ……)
考えまい、考えまいとずっと思っているのに、気を抜けばすぐ雲雀のことばかりだ。
きっと、王がみつからないからだ。
慶という国は、今こうしている間にも荒廃が広がっているのだろうか。罪もない人達が苦しんでいるのだろうか。
そんな中で、どうしても雲雀のことを諦められずにいる自分に罪悪感がつのる。両親のことだってろくに思い出さないというのに、なんて薄情な。
王がみつかって、国のことばかりを考えるようになれば、こんな意識も少しは変わるのだろうか。そう思うのに、王は見つかる気配さえない。
はぁ、と暗い息は、何度目だろう。


もうすぐ、4つめの季節が終ろうとしている。




進まないので無理矢理感あふれる感じに。綱吉は大分今の生活になれてきました。獄寺は自分の他に綱吉を守るやつはいたほうがいいけど自分以外が頼られるのは悔しい。
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