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バイトももちろんありますけどね。
原稿終ったのでサイト用の普通の話もちょこちょこかいてます。ついにリング戦を書き始めました。終わりがまったく見えません。正直どんな展開にするかも考えてな――ごほごほ。
来年の選択科目どうしようかな・・・。データベースやソフトウェア応用はいいが何故うちの学科でロボット制御なんですか先生・・・。あんまり興味がなくて困ります。複数選ぶ必要あるのにどれもこれもやる気がない駄目人間。必要単位数の半分ぐらいしかならないよ好きなの選んだら。

そういえばオフ情報って本の表紙のせていいのかな・・・ものすごく可愛いから自慢したいんだよな・・・でもそれなら当日のお楽しみっていうのも・・・・うーん


続き





コン、コン、ノックでさえ遠慮が感じられてぎこちない。
そもそも、そのノックでさえ戸の前で軽く30分は立ちすくんでいたのだ。
それはもう遠慮どころか萎縮である。
ゆっくり扉おそるおそる、を体現したようなその姿。
笑顔を、見た。
いつも応接室で見せるようなぎこちない、居心地の悪そうなものではない、自然な笑顔。
楽しそうに談笑している姿。
(僕にはしないくせに――・・・・・・)
ふつふつとした怒りが湧いてくる。
告白したのは、自分からだった。
予想だにしなかったであろう告白に、あんぐりとみっともなく口を開いたまま硬直してしまったあの子に焦れて、
脅すように返答を迫った。
正直良い返事は期待していなかった。
どうせ断わられるだろうとたかをくくっていたが、何も行動を起こさないなど
情けない真似はできなかったから、とりあえず気持ちは伝えただけだ。
慌てて「オレも好きです!」と返ってきた返事に、一番驚いたのは自分だと思う。
(でも―――・・・・・・)
違ったのだろうか。
本当は、あの子は自分の事など恐れの対象でしかなく、だからこそ怯えて要求を呑んだのだろうか。
「っ・・・・・・!」
ぎり、と奥歯を噛み締める。
だとしてもあの子は自分のものだ。あそこで断わらなかった以上、あの子には自分の言葉の責任をとる義務がある。

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