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いつの間にか30万HITきてますねげふげふ
なんでこんなまともに更新してないサイトに皆様きてくださるのか・・・(大汗)ブログみに来てくれてる人ってどれくらいいるんだろう・・・本当にありがとうございます・・・!!


ちょっとでも癒せたらいいなの無自覚ヒバツナ。


どうしようどうしようどうしよう。
ぐるぐると綱吉の視界が回る。どうしようと悩むばかりで、思考も何もかも真っ白だった。
頭が痛い。
気持ち悪い。
苦しい。
不安と恐怖で呼吸が上手くできない。
目端に涙がにじむ。世界で自分がたった一人になってしまったようなどうしようもない心もとなさ。
ぼそりと呟かれた名前は、まともに空気を震わせることもできないほど弱々しかった。








「ヒバリテメー十代目をどこにやりやがったぁあああ!!」
ドタドタと隠そうともしない足音をさせながらやってきたのは雲雀の可愛い幼馴染の自称右腕。(ちなみに自称というあたりが雲雀にとっては重要である)乱暴に開けられた扉は悲鳴をあげた。それにわずかに眉をひそめる。
雲雀の本拠地ともいえる応接室に無遠慮におしかけるとは今度あの子どもと駄犬の躾について話し合うべきだろうか。雲雀は基本的に理不尽な男だった。
入院中に溜まりに溜まった書類を片付けるためここ最近雲雀はは応接室につめっぱなしで、内心運動不足である感がいなめず(あくまで雲雀基準で)ここぞとばかりに自ら飛び込んできてくれた獲物に愛器を取り出す。


「それで?あの子がどうしたって?」
悔しそうにつっぷす人物を見下ろしながら、実はかなり重要であろうことを問いかけた。この駄犬が十代目、と呼びここまで大騒ぎする相手はたった一人で、性質の悪い事にその相手は雲雀にとっても重要な人間だったりするのだ。結局どうしたって、ほおっておけない。鬱憤晴らしも込めて咬み殺したというのに、全然すっきりもしないだなんて、重症だ。
「テメーが、十代目を、攫ったんじゃねーんだな・・・?」
喋ると身体にさわるのか途切れ途切れな声。
「今日は連れて来てない。君まさか見失ったの」
図星だったのかぐ、と息をつめた。むかついたのでもう一発殴っておく。
関係がばれてから、というより自分の感情を自覚してからというもの、雲雀は遠慮というか我慢と言うか配慮をきっぱりとやめた。
会いたくなったら攫っていくし、子どもが忠犬2人と群れていることに苛立てば邪魔をする。今回もそのたぐいだと思ったのか、こうしてより煩いほうの忠犬がやってきたわけだ。つまりこの駄犬はストーカーすれすれに付き従っている主を見失ったのである。いっそ才能ではないかと思う程やたらと色んな人間に絡まれる子どもの盾程度にはなるだろうと思っていたのに、役にたたない。
いや、付き従ったら付き従ったで四六時中くっついているのは大変気に食わないが。
「お昼に用をたしに席を外したっきり帰ってらっしゃらない!オレにも何も言わず消えるだなんて十代目の身に何がーーーーーーーーーっ・・・!」
「煩い」




すいません辿り着きませんでした・・・!(土下座
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