ひとことやらもしかしたら妄想文やら
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 表紙は神様がまたしても救ってくださるらしいです。大好きです。本っっ当にありがとうございます!!私無宗教ですけど神様に祈るかわりに祈ろうと思います寝る前(真顔) ソフトウェア応用の課題は実にやりづらいです。一人でやるには量が多いんだけど一人でやったほうがやりやすいという・・・開発って、大変だ。。。もっと大規模なら分担もやりやすいかもですが中途半端だからなぁ。同じプログラミングでもCGの課題の方が作ってて楽しいのでついついやっちゃいます。とかいいつつソフトウェアのPBL実は結構好きです開発。レポートよりずっといい。レポート疲れる。そしてついつい後回しにするその他。いや、ねえ。。。? なんでこんなに長くなってるんでしょう無自覚IF。無自覚本編より先に完結するよこれは。 病院に運ばれ、診察した結果は貧血でした。急激なストレスも原因の一つです。あとは本人が起きてから詳しく説明しますと意識が戻ったら連絡お願いしますと残して医者はでていきました。 雲雀さんは一時間以上ただ綱吉のベッドの傍に立っていました。座ろうともしません。無表情で色々なことを考えます。大変な事体でなくてよかったと知ったときはどれだけ安堵したのか言葉にできません。原因がわかるまでの間、もう二度と手合わせもなにもできなくてもいいから目が覚めて欲しいと思ったぐらい。雲雀にとってはありえない思考回路です。しかし何度考えてもそう思ってしまうのです。あの絶望感は二度と味わいたくありません。何かがごっそりと抜け落ちていくような感覚でした。 震える、という生物の当たり前の恐怖を知ってしまうなんて思いませんでした。 どうして綱吉に拒絶されたのか雲雀はいまでもわかりませんが、綱吉を失うことがどういうことかは実感しました。今回は単なる貧血ですみましたが、このまま避けられたままなら、こんな不測の事体でなくても現実になってしまうかもしれないことに気づきまます。 わけもわからず避けられたまま、綱吉がどんどん雲雀から離れていく。今ここで死んでしまうのではないかと冷静でいられなかったことと同じように、雲雀の前から消える。そうなったら一体どうなるのだろうと雲雀はひたすら考えます。 例えば誰かと結婚して財団での仕事もやめてしまうかもしれません。自分以外との子どもは産むなと約束させたからそこだけは大丈夫かもしれませんが、誰か他の男と一緒にいるだけで不快です。雲雀と同じように他の誰かが触れるなんて、それだけで殺してしまいそうです。 そこでようやく雲雀さんは何かおかしいんじゃないかと気づきます。だってこんなこと、綱吉以外の誰にも思ったことはありません。 誰かに触れられるのが嫌、雲雀の傍にいるのが当たり前で、死ぬなんて、消えてしまうなんて論外です。単なる興味でも、お気に入りに対する独占欲とも、並盛へ向ける愛とも違う。 雲雀は綱吉が好きなのです。 たった一人、女として。 愕然とします。今まで自分が綱吉に向ける感情にそんな名前がついているなんて、考えたこともありませんでした。だってそれは、恋と呼ばれる感情なのです。自分がそれをしているだなんて思ってもみませんでした。 気づいてみれば、思い当たることがあるどころか、思い当たることしかありません。散々混乱してから、ようやく自分の中で納得すると、雲雀は今の状況がよろしくない事に気づきました。だって綱吉は、今まさに雲雀を避け始めているのです。好きだと気づいた瞬間に、相手から嫌われ始めている可能性が高いのです。衝撃なんてものじゃありません。心臓が直接鷲づかみにされているような痛みが襲います。 このままでは綱吉は雲雀の前から消えてしまう。それだけは確信しました。 どうしたら逃げないようにできるのでしょうか。綱吉を傷つけずに縛り付けるためにできることは何か。矛盾しそうでしていない方法です。雲雀はずっとそれを考え続けているのです。 結局どれだけ考えてもわかりませんでしたが、綱吉が目を覚まし、寝惚けているのかほわりと顔をゆるめて、恭弥さん、と呼ばれたとき、雲雀は気づきます。 結婚しよう、という言葉は口から勝手にもれました。 PR ![]() ![]() |
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