ひとことやらもしかしたら妄想文やら
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 雲雀さんのキャラソンは何故いつもこんなにツナへの想いに溢れているのでしょうか。(何か言ってるよこいつ) 「学校?」 「そう。結構大きくなっちゃったから、中学からになっちゃうけど。やっぱり通わないよりいいし!!」 「そうなの?」 そんなものなのだろうか。生まれてこの方そういった施設とは無縁の生活だっただけに実感はわかない。そりゃあテレビやら本やらの情報媒体から知ったり、好奇心はあったし、学校へ通っている兄を見て少し羨ましくなったことがあるのは確かだが。 「うん、それにさ、やっぱり中学って――特別だし」 へにゃ、と綻ぶ顔は少女のようで、うっすらと紅に染まる頬は、とても中学生の娘がいるようには見えない童顔だ。きっと今頭の中に浮んでいるのは最愛の旦那様のことである。ひなの両親は幼馴染だったけれど、身の回りがマフィア関係でごたごたしてきて、なんだかんだあった挙句付き合うことになったのがちょうど中学在学中だったとかで、どうやら『中学』というものに特別な思いいれがあるらしかった。結婚して十数年はかるくたっているというのに、いつまでたっても初々しい恋人同士がごとく仲がいい。 「情勢も落ち着いてきたし、いまだったらちょうど蒼弥も並盛中に通ってるし!」 ひなも環境上それなりに腕はたつけれど、戦闘狂で幼いころから修行をつんできた兄にはやはりかなわない。身の安全を考えるなら、大人が入りづらい環境の中に頼りになる存在がいることは非常にありがたかった。 ――いやまあ蒼弥が無理だろうと誰かしら教師として送り込んででもどうにかするつもりではあったが。 PR ![]() ![]() |
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