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湿気が、湿気が・・・!!暑さより湿気・・・!!むわっと!!
今日は雨だったのでますますひどいです。げふん。
全然関係ないんですが今日夕飯にゴーヤーチャンプルーを作ったんですがやっぱり苦いですよねあれ。身体にはいいんだろうけどわりと子ども味覚な感じの私の舌は嫌いだと主張します好き嫌いってどうやったら治るんでしょうね。
あ、雲雀さんがゴーヤー好きとか言ったらあっさり好きになるかもしれない。きっといける。(ええー
もうすぐお盆です。お盆時期というのは仏壇があるうちの家は忙しいのでちょっとうなだれたくなります。人いっぱいくるんだろうなー・・・

やっと雲雀さんがでてきたパロ。


雲雀さんでてきたので通常モードで書きます。


まっすぐに綱吉を貫くそれは翳りがない。その瞳はどこか嬉しそうに煌めいていて、命の終る覚悟までしていた綱吉は拍子抜けする。あれ、と綱吉は動けるなら首を傾げていただろう。こんないきなり襲ってくる見るからに怪しい女を発見してなぜ喜ぶ。
「ねえ君の目的は何だい?諜報?暗殺?後者だったら喜んでお相手するよ」
「えええっ?!」
何言っちゃってんのこの人?!
「って違いますよ!なんでオレがそんなことしなきゃいけないんですか!」
装いを見る限り質のいい着物をつけているこの人物は間違いなく城の関係者だ。(最も綱吉だって『そういう』貢物だから装いは生まれて今までで一番綺麗な格好はしているのだが。今まさに汚したことはさておいて)なのに綱吉の存在を喜んでいるあたりおかしいけれど、言ってることはもっとおかしい。
「だって君見ない顔だし。余所からきたんだろう。しかも追われてるんだから正規の客じゃないことは確かだよね。逃げる必要がある不審人物の目的なんて真っ先にあがる可能性はそれくらいだよ」
げふん!
金槌でぶん殴られたような衝撃が綱吉を襲った。別に本当に金槌で殴られたわけではない。精神状態を表す比喩である。
「認める気になったかい?別に認めても認めなくても僕は思う存分咬み殺させてもらうけど――何その間抜けな顔」
「え、あ、いやあ・・・・・・」
頭の中が真っ白になった。だって。
「・・・・・・まったく考えてませんでした」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
綱吉はとりあえず京子を救い出すことだけを考えて脱走してきたのだが、それが第三者からしたらどんな風に見られるのかなんてまったく考えていなかった。指摘されて初めて気づく。ぞっとした。自分だけならまだいいが、他の皆にも同じ嫌疑がかけられてしまったら。
ところが、少年はこれといって反応を見せなかった。むしろ哀れむような瞳で綱吉を見つめている。あれといいこれといい、最近変なのが増えてるのかな。少年はありありと呆れや疲れをにじませてぼそりと呟く。何のことだ。
「ああ、もしかして君、あれの関係者かい?」
「あれ?」
「笹川了平」
「お兄さんっ?!」
思わぬ名前にどきもをぬかれる。まさかこの少年の口からでてくるとは想像していなかった。
「やっぱりそうなの」
「いややっぱりと言われても・・・・・・お兄さんとお知り合いなんですか?」
笹川了平は京子の兄である。綱吉達が連れ去られる直前は武者修行だのなんだの村にいなかったため、最近見ていないのだが。
「今日殴りこんできたんだよ。妹を返せだのなんだの」
うっわーめちゃくちゃ言いそうですねお兄さん!!了平本人でもないのに背中を冷や汗が伝う。なんつー無謀な。自分も似たようなことをするために脱走しておいてすっかり棚にあげている。


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