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なんというか午前中をほとんど寝てすごしてしまっておかげですごく一日が短く感じます。よろしくない、これはよろしくないぞ。でも布団の魔力ってすごいんだ。たっぷり寝ても寝ようと思ったらいくらでも眠れるんだ。なんでしょうねあれ。さすが人間の三大欲求。食欲はまだ理性で抑えられるけど睡眠欲はやばいです。意識とぶもんな・・・

夏のインテ、書類も用意してホテルや飛行機の予約もしました。今回は九条さん(よくここに名前でてきますがリアルの数少ないヒバツナ派な友人)にも売り子さんとしてヘルプ頼みました。さあこれで後にはひけない。原稿かかなきゃ!ちまちまブログの小話もやりつつ。



わりと最近の出来事を思い出す。

「・・・・・・また」
最近、商談のための書類の中に紛れていることの多い写真。精一杯着飾ったそう雲雀と年が変わらないだろう女性の姿。興味がまったくそそられない雲雀からしてみれば区別も危うい。逆に気に食わないタイプの服装だったりすればその服だけ覚えていることもあるが色々願い下げである。
この手のやからは一体自分の何がよくて縁者を恋人、愛人、妻、言い方はなんでもいいが女にしようなどと思うのだろうか。雲雀は自分自身がどう逆立ちしたって良い人間ではないのを自覚しているし、世間一般の人間からすれば恐怖の方が先にたつことも知っている。怖さが気になって近づいてこない。優しさなんてかの幼馴染とその母親以外にかけたこともなければかける気もなく、とてもその相手を『幸せ』にするような男ではない。はっきりいってろくでもない。
・・・・・・よく考えれば同じく『恐ろしい』側の関係者なのだから、雲雀のそういった凶暴さぐらいどうってことないのだろうか。それともそういうものだと打算での関係を割り切っているのだろうか。もしそうだというなら残念ながら雲雀にそれに付き合ってやる気は毛頭ないが。
雲雀の能力と将来性が認められている証明かもしれないが、どうでもよかった。
雲雀は他人に認められずとも自分の強さをよくわかっている。
まだ叶わぬ、そう遠い異国に住む小さな存在に及んでいないことも知っているし、次はいつ再戦し、いつ超えられるのか、どれだけ楽しめるか考えると心が躍る。
そんな雲雀にとって迷惑にしかならない類のもの。少数ならば相手を咬み殺しでもすれば気ははれただろうがここまで増えるとあとはひたすら不愉快だ。
地上に出て群れを盛大に咬み殺しストレス発散してこようと思う程度には。
そんな中で、廊下を歩き始めた雲雀にかかる声。


「恭弥さん?」


この世でそんな風に雲雀を呼ぶのはたった一人だけだ。昔は一度『雲雀』となってしまったこともあったが、いつの間にか元通りになっていた。きっかけはなんだっただろう。
雲雀の不機嫌を察しているのか、その声色には少しだけ警戒と緊張がみえる。
そういえば万が一にもありえないが、もし雲雀がこの中の誰かと結婚するような事態になったら、綱吉のように雲雀の傍にくるのだ。そして遠慮がちな幼馴染は自然と雲雀から離れていく。綱吉の位置が奪われる。
・・・・・・ますます最悪な気分になった。
気持ち悪さがひどく、吐き気さえする。顔も覚えていない、それどころかありえない未来に存在している何かが憎くてたまらない。

そこにいてもいいのは。

その声でその名を呼ぶのは。


「君だけでいいのに」


他なんていらないのだ。






雰囲気ぶち壊しですがここで綱吉がきたのは不機嫌すぎて手をつけられない雲雀さんをどうにかしてもらおうと草壁さんがよんだからです(夢も何もないな)
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