ひとことやらもしかしたら妄想文やら
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何故ならめんどくさがりだから(……)
そのくせタグで改行してたりするから駄目なんですよね。どっかからテンプレート貰ってくるか書くだけで小説の文字数制限とかしてくれるテンプレートを自分で作るか。 でも地味に頑張ったので十二国パロは全部textの方にあげました(全然頑張ってねえよ) テストは残る一日!一番問題の教科が残っていたりしますが。あの先生のは勉強したからといってとれるとは限らないのがまた…… ちなみに今日やったCG1は捨てた部分がいっぱいでました。先生……。いや単位は大丈夫のはずですけども。 とりあえず3連休。テスト明け提出のレポート書かないとな…… そういえば今日初めて笹川兄のキャラソン聞きました!!(待ちなさい) 案外うまかったです。よかった。もっと思いっきりそれこそ昔のヒーローアニメなみの熱さだと思ってたよ!(おい)年長コンビ好きです。雲雀さんは案外笹川兄となら友人になれそうな気がする。 しかし曲をききつつPCやってるとファンの音が可哀想になってきます。メモリはまったく問題ないから心配する必要はないんですが…… 初の雲雀さん視点。もうこれ←表記直した方がいい気がする。(微ネタバレ) 「なあアッロドーラ」 「なんだい」 「お前私に惚れてるのか?」 「何それ遺言?」 戯言を。これ以上なく冷え切った目で見下ろされる。そこにはっきりと殺意がこもっていた。ついでにおぞましいものをみる目だ。一瞬でも気をぬけば本気で地獄の門番と対面しかねない。 ふ、と溜息をこらえる。 (わかってはいたがそこまで怒る事もないだろうに) ジョットとて何も本気だったわけではない。毎日毎日飽きもせずやってくるアッロドーラ。一人を好む彼がそんな目立つ行動をすれば、さすがに周囲も気づき始める。一体何の為にとその憶測が飛び交う中、だからだろうか、そんな噂が出回りはじめた。いわく。 ―――アッロドーラはボスに惚れている 初めのうちは噂の元を怖いもの知らず、とほとんどの面子が恐怖していた。ジョット本人でさえ、あまりの馬鹿馬鹿しさに呆れ果てたほどだ。 だが日がたつにつれ、あまりにも長く続いている習慣に、まさか、と周囲はその認識を改め始めている。本当にまさかである。 それもこれも、この男が誤解をまねくような真似をするからだ。 「では毎日毎日その親の仇でも見るような目で睨みつけるのはやめてくれないか」 あの子には不安にさせるのもしのびなくて言わなかったが、毎日の視線に含まれているものはかなり危険がすぎる。目で射殺さんばかりの殺気は洒落にならない。真実がどれだけ物騒であろうと、遠見ではアッロドーラがジョットを熱心に見つめているようにしか見えないのが一番の問題だ。 一体何を考えているのか。一体、何に対して怒りを覚えているのか。 ―――そしてその焦りはどこからくる。 彼は何も答えなかった。 ボンゴレが負傷したらしい。 雲雀がその噂を聞いて真っ先に覚えた感情は期待である。 いや、これでも認めているあの強い男が負傷するのは油断のしすぎだと憤りは感じるのだが、それでもやはり、期待の方が強い。 噂になるほどだから軽傷ではないだろう。つまりは今、あの男は動けない確率が高い。だが、まだまだ真新しいボンゴレ。それを築き上げた男の負傷は、今でもボンゴレの台頭をよく思っていない連中に知られるには都合が悪いだろう。 ならば。 (あの子が、でる―――……) 自然、口の端がつりあがる。高揚していることを自覚する。ボンゴレは隠すだろう、ボスの負傷を否定してみせたいだろう。ならばでてくるのは間違いなく。 ――虚像でできた小さく愚かでいじましい雲雀の愛し子。 彼女と初めて会った時から、彼女は『彼』だった。そうあろうとしていた。同じ髪の色、同じ瞳の色、同じ口調、マフィアのボスの鏡。身代わり。影。どう呼んでも同じ。彼女はもう一人の『彼』だった。 一目見た瞬間知った。欲しい、と思った。 雲雀相手に散々言い含められてきたのだろう、精一杯動揺を隠してまっすぐに伸びた背筋。強くありながら、どこかに不安を見せる瞳。 何より纏うその空気。 『偽者』を差し向けられた怒りさえ忘れて、類稀なる強さを持つ『彼』にさえ持たなかった感情は、その未熟で欠けた完璧さとは程遠いその子へ収束したのだ。 アッロドーラ。 もう数年になる。この地での雲雀。故郷を離れその名で呼ばれ始めてから、様々な人間に会った。その名を呼ぶ者も増えた。マフィアという裏組織が名をはせるこの地は、雲雀に様々なものをもたらした。日々の糧、好敵手、退屈を紛らわせる刺激。 だが、これは、この感情は初めての。 あるいは故郷へとはせる想いにも似て、かと思えばまったく重ならない。獲物を前にした時のような高揚感。 アッロドーラ。 あの子はそう呼ぶ。本当の名でありながらそうではなかったそれに特別な思い入れはなかったけれど、初めて口に出された時は背筋を何かが通り抜けた。振動だとかその高さだとか、そういった要素は同じはずなのに、その声は『彼』とはまったく根本的に異なる。 ああ、この子に本当の名を、本来の響きとは異なった風に呼ばれるのが嫌で忌避していたその名を呼ばせたら。誰にも与えたくなかったそれを口にさせたら、どんな風に響くのだろう。 雲雀。空をかける鳥の名だ。同じ意味をもっていても、2つはまったく異なる記号であることを雲雀は知っていた。 きっとそれは甘美で、何より尊い価値をもつ。考えるだけで心臓のあたりがざわめいた。 必死で虚像を演じる愚かなあの子の全てを、その存在ごと奪えたらいいのにと思う。でもきっとそうなったら張り詰めたあの子が砕け散る。自らの虚像に取り込まれてしまいそうな子だった。ひどく自分を律した、『彼』そのものであろうとしている彼女は、存在意義そのものを『彼』に依存していた。あるいは逆。依存する存在であるようにと考えていたのかもしれない。だから。 君の雲になると言った。 それでも欲しかったから欲しいのだと告げたのだ。待つつもりだった。余計な『彼』以外の存在意義を持てるまで。自分が与えた言葉、行動、そして不確かな何か。そんなものでその存在が確立できるようになるまで。 ―――瞳を奥を揺らめかせるその恐怖を、雲雀に対して感じなくなるまで。 彼女が『彼』でもあったせいでうっかりボンゴレの雲であるとされてしまったのは不服であるけれど、どうせ彼女が関係しなければ要望もまともに受けやしないのだから別段今のところ困ってはいない。 ボンゴレのボスでもなく、最強と呼ばれる『彼』個人でもなく、名も知らぬ小さな彼女こそが、彼の契約主だった。 PR ![]()
素敵です!
はじめまして、東と申します!
鏡の檻!とても楽しく読ませていただいてます。 ……楽しく?というよりきゅんきゅんしながらっていうのが正確かもしれないです。 一人もんもんと悩んでるツナがつぼりました。可愛いです。 そして何より雲雀さん!アッロドーラ!一目で見抜いたところとか読んで、悲鳴上げました。 正直に言います、発した後で奇声じみるななんて思っちゃいました。っていうか奇声でした。 見通す人の称号を与えたい気分です。(ジャンル違 かっこいいですよ、もう!文句なしです皆無です!雲雀さんは最強じゃなくちゃですよね!? 十二国記パロも楽しかったですよ!ディーノさんが雲雀さんの凶暴さを語ってるところとか、うんうん頷きながらでも人には(ツナを除く)傍若無人でなきゃ雲雀さんじゃないとか思ってます。 我が道を行くところが素敵です!横道にそれても堂々と歩くとイイとかも思ってます!そしてツナを道端で問答無用に拾い上げて担いで当然のように闊歩すればいいと思う。 最高です!(自分視点 それでは、長らく乱文失礼しました。 これからも応援してます!
初めまして。
初めまして、失礼かと思いますが書き込みをさせて頂きます。響と申します。
妹に教えて貰い、来始めたサイトですが、毎回面白く読ませて頂いています。特にこの「鏡の檻」シリーズですが、妹共々ツボにはまりまして、身悶えながら読んでいます。 ここのサイト様はツナと雲雀の性格が大好きです。ほとんど原作と変わらない設定(のように私たちには思えています)ながらも、完全にここのオリジナルで、本当に素敵です。幼馴染設定のサイト様は他にもありますが、そこの設定はだいぶ正確が違っているように私たちには思えるので(それはそれで好きなのですが)、こちらの設定は本当に私たち好みで、ほぼ毎日来させて頂いています。どちらかが更新されているのを知ったらもう片方に教える感じで(笑) とにかく、文句なしで一番気に入っている状態です。本当に毎回面白い物をありがとうございます。よろしければまた書き込みさせていただきたいと思います。これからも是非頑張って下さい。 ![]() |
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