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ひとことやらもしかしたら妄想文やら
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やった!やったよ私!はれて自由の身!結果なんて考えないんだぜ!
眠いです。身体だるい。最後のテストが終った瞬間、急激に身体が重くなりましたげふん。疲れた。さすがに11時に寝て2時おきとかふざけてた。
レポートもちゃんと全部提出したし、これで少しはゆっくりできそうです。まあ来週から今度はインターンシップなのでどれくらい忙しくなるかはわかりませんが。
明日は夏コミですね。いいなぁ。
N宮さんとかSカキさんとかに感想を聞こうと思います。(隠せよ)


続きはパロ!(最近頑張ってる←こんなんだから成績下がるんだよ



身体がふわふわとした優しい感触に包まれている。心地よい、甘い香りがした。目はあけていないけれど、そこに嫌なものなんて何もないことくらい、わかっていた。
なのに。

いまだ覚醒しきらない意識は、じくじくと膿んだ傷があることを訴える。

物理的な傷じゃない。もっと奥、より本能に近い場所。
辛い。
嫌だ。

―――寂しい。

寂しい。
ここには、綱吉を綱吉たらしめる、唯一がいない。
どこにいたってわかると言った。それが、今はこんなにも遠く感じる。
こんなに離れたことなんて、生まれて初めてで、それがこんなにも心細い。
無意識につ、と雫が頬をつたって、その冷たい感触に、朦朧としていた意識が完全に覚醒する。
「お、目が覚めたか」
「……あ」
目に入ったのは金だった。にかっと明るい笑顔。
それが見慣れた漆黒でないことに落胆していることに自嘲する。
「悪かったな。意味もわからないうちに連れてきちまって。怖かっただろ」
「……え、っと……」
どう返せばいいのかわからない。いつのまにか寝かされていた寝台。布団(と呼ぶのかは正直よくわからない掛け物だったが、他にいいようがない)をのけて起き上がれば、まったく見慣れぬ建物の中だった。
そもそもつくりからしてまったく別物で、生まれてこのかた日本からでたことのない綱吉には違和感が隠せない。
「……ここは?」
「ここは蓬廬宮。そしてこの部屋は今日からお前のものだ」
「は?」
ぽかん、と綱吉は呆気にとられた。
「色々順序があれだったんで自己紹介がまだだったな。オレは漣の麒麟で廉麒という」
「はぁ……」
力のない相槌しかうてない。
それがわかったのか苦笑された。



「―――初めまして、景麒」




その言葉は、どれほど残酷なものだったのだろう。




考えるのがあれだったのでもう国の名前はそのままで。しかも慶だよどうするよ(何を
あ、こんな小話ですがいつも感想ありがとうございます。全然返事できてませんが嬉しいです!(今すぐここに土下座しろ

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