ひとことやらもしかしたら妄想文やら
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 なんか数が増えてきたので、小話のカテゴリを細かくした方がいいかなぁと考え中です。それ以前に移植かな。今度の休みにはやろう・・・ WHパロは猫雲雀さん書くのが楽しいです。でもまだかきたいとこにはたどりついてません。綱吉の怪我治しちゃう雲雀さんとか屋上から飛び降りて猫のように軽く着地しちゃう雲雀さんとか心をしっかりガードしている先生との攻防戦とか同じく(動物は違うけど)WHな骸とか(いるらしい) 今まさに近所の猫が喧嘩している鳴き声が聞こえる・・・・ どこの乙女だ。自分がこんな思考回路をしているなんてあまりに似合わなくて、自分で自分が気持ち悪い。 「ああああのっ、ど、どうぞ入ってください・・・・・・・・!」 恥かしさでいたたまれなくて、俯いて誤魔化すようにさっと身体を脇に避け入室を促す。促してから今の部屋の状態がどうだったかという考えも思いいたり、高速で何か問題がないか脳内検索。大丈夫、変なものはないし(そもそも物自体ほとんどない)ベッドが少しだけメイキング直後よりは皺がよっているかもしれないが乱れてはいない、はず。だらだら冷汗が背中をつたう。『ボンゴレ』の振りをしている時はもっと冷静でこんな情けないことで焦ったりしないのに、ここ最近こんな失態ばかりだ。 しかしそんな綱吉の苦悩を打ち砕くがごとく、雲雀はあっさり首を横に振った。 「いい。ああでも君、鬘か何か持ってる?パッと見が誤魔化せるなら帽子でもなんでもいいけど」 「へっ」 「言ったでしょ」 ――僕は君を誘拐しにきたんだよ、つなよし 何が一体どうなって。 結局は戸惑っているうちに雲雀に強制的に連れだされた。一応部屋から引きずり出されるぎりぎりのところで指示された帽子は被って。 廊下を歩き、庭を通り抜け、時折道なき道をゆきながら、どんどん屋敷が遠ざかっていく。ぐいぐいと引っ張られる掌が熱い。 (嬉しい、とか・・・・・・) 子どもじゃあるまいし、手をつなぐぐらいで自分でも馬鹿みたいだとは思うのだが。偶然だって何だって、今日この日にこの人に会えたことがどれだけ感謝すべきことなのかを知っている。 PR ![]() ![]() |
カレンダー
カテゴリー
フリーエリア
最新TB
ブログ内検索
最古記事
(12/30)
(12/31)
(01/01)
(01/02)
(01/03) |