ひとことやらもしかしたら妄想文やら
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バレンタインのプレゼントに超素敵なものもらいましたきゃあ!!
やばいですうっきうき!雲雀さんのキャラソンの着ウタもらったあああ!!(爆死) かっこいいかっこいい雲雀さん素敵過ぎるフルが超ほしい!!! ひとりぼっちの数倍素敵です。やばい。なんでこんなに歌うまいんですか!そうかツナをおとすためか!(は? 本当に本当にありがとうございました!お返しがあんなんでごめんなさい!! 「お前はアッロドーラと相性がいいな」 「は?」 どこか嬉しそうに笑う『オリジナル』。2人だけしかいない空間で、わずかに漏れるあってはならない会話。自分と彼が別人であると、証明するやりとり。 「あの男、最近はちょくちょく屋敷にも顔を出すだろう。お前がアッロドーラに会うようになってからだ。雲を受け入れてくれたのもお前との交渉の時だったし、お前はオレよりずっとあの男とうまくやれている」 「あ……」 それは違う。喉元まででかかった言葉は、身勝手な保身によって塞がれる。 (違う……) 違うんだ。あの人は。 ―――君の全てを僕が貰おう あの人は。 あの人が今まで雲の守護者を引き受けなかったのは、あなたに。 (必要だって、言ってほしくて……) ボンゴレという組織じゃなくて、ジョットという個人に求められたかったんだ。あなたの『雲』になりたかったからだ。あの人が態度を軟化したのは、それを宣言して、頷かれた、から。 ―――アッロドーラは、ジョットを愛しているから。 でも、それは口にできない。 (最低だ……) だってオレは、あの人のあの時のあの言葉を、この人に伝えてはいないのだ。 あの人が雲の守護者になってくれた経緯も何もかも。詳細は何も。一言も。 影武者としての存在意義さえ否定する行為。この先どんな齟齬が生まれるかわからないくらい、重すぎる隠し事。ずきんずきんと心臓が痛むのは、なけなしの良心なのか、それともあまりにも無様な自分が情けないのか。 ―――言いたくなかった。 だってあれは、自分が言ってもらえた言葉なんだ。 『本物』であるジョットじゃなくて、自分が。ジョットにだって、渡したくないって、最低なことを思っている。 あの人がそれを向ける相手は違うんだってわかっていても。 それが本当はジョットに向けられたものなんだとわかっていても。 美しく強く気高く誇り高い、ボンゴレの主。 あの人が好きになった相手に叶わない事は、それを演じている自分自身が一番よくわかっている。 ジョットが知らないまま彼に接していれば、いつか影武者の存在もばれる。騙された形になるあの人が、敵対しないとも限らない。 その時、罪人である自分一人の命で許してくれるかなんて、わからない。 でも嫌だ。 あの人が他人のものになるなんて、苦しくて痛くて、いっそ死んでしまいたくなる。 口篭った自分に何を思ったのか、ジョットはますます穏やかな表情になる。その瞳は、優しく、どこまでも真剣で。 「……なあツ―……」 「オレはボンゴレだよ、ジョット」 「……お前は、自由に生きたっていいんだぞ。正直いてくれてかなり助かっている部分は否定できないが、お前が望むならどんな手を使ったって――……」 「いいってば」 だって、この偽りの仮面を捨てたところで何も残ってはいない。ただ一人『自分』の意思で欲しいものだって、この仮面を被っていなければ関わることさえままならない。 PR ![]() ![]() |
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